お客様からのご要望

・夏の暑さ対策
・耐久年数のある工法、材料でやってほしい

 

工事概要

施工期間:約1週間
施工面積:345㎡
建物用途:工場・事務所
工事場所:愛知県名古屋市守山区小幡千代田18-20(株式会社シバタ紙器製作所様)

お客様の声

昨年の夏は作業場の環境が大きく変わり、スポットクーラーの効き目に不満だった作業員が不満をもらすことなく、時にはスポットクーラーを使用することなく作業をしていました。作業効率がよくなり、おかげで昨年の夏の電気使用量は7%削減することができました。

メッセナゴヤ2014で遮熱工法のブースを数か所、見させてもらい、説明を聞いた中で伊藤鈑金さんに決めたのは、20年スパンでのトータルコストと遮熱効果に優位性を感じたからです。1回目の夏を経験しただけですが間違ってなかったと思いますし、5回目・10回目の夏を経験した時はお願いしてよかったと思えることと感じています。

温度計測

ECO遮熱工法®で施工をした屋根と施工をしていない屋根の屋根裏面温度をサーモグラフィーカメラを使って測定しました。
(4月23日 14時頃測定  外気温:25℃)

温度差 約35℃

ECO遮熱工法®で施工した屋根は、外気温と同じくらいの温度になっています。また、施工していない屋根は、太陽からの熱が既存の屋根材(スレート)を経由して室内へ伝わるため裏面温度が59.3℃まで温度上昇していました。

遮熱材リフレクティックスが暑さの原因である「輻射熱」を反射するため、施工後は暑さを感じることなく以前よりも快適な作業環境に変わりました。「お客様の声」で書かれているようにクーラーの使用が減り、電気代の削減や従業員の方の作業効率のUPにも繋がりました。

ビフォー&アフター

ビフォーアフター
既存屋根はスレート大波でした。新しく上から重ね葺きした屋根は、カラーガルバリウム鋼板(シルバー・焼付塗装)の屋根材「やまなみ」
一部棟違いの箇所があり、その壁にも遮熱工法で施工しました。壁はスレート小波でしたカラーガルバリウム鋼板

施工中の様子
踏み抜きによる落下を防止するため、まずネットを敷きこみます。安全対策としてスレート屋根での工事では欠かせない作業です。レッカーを据えて屋根材の荷上げ作業
遮熱材リフレクティックス施工屋根の重ね葺き

弊社担当者より

担当者名:住田 良平

メッセナゴヤ2014にて弊社ブースにお立ち寄りくださり工事のご依頼をいただきました。施工前は、加工機の熱と屋根からの熱で室温が40℃程でした。また、熱い空気が体にまとわりつくような感覚があり建物内は非常に暑く感じました。

お引き渡し後の7月末に温度測定のため再度伺ったところ、裏面温度の違いも大きくしっかりと効果を発揮していましたし、従業員の方には、「昨年より涼しくなった、この夏はまだクーラーをつけていませんよ」との言葉をいただき効果を実感しました。今回の改修工事を通して、従業員さんにとって働きやすい環境づくりに貢献でき大変うれしく思います。

お客様の声~2年後より~

工事後2年が経ち、お客様より改めて感想をいただきました


※上記内容です。
施工後2年が経過しましたが、夏の暑さ対策に期待以上の効果を実感しています。
施工前は熱風にも感じられて使用しなかったスポットクラーラーが、
今は必要を感じなくて使わない日があるぐらいの違いです。
本当にやって良かったと思います。  (2017年4月)

パンフレット制作にあたり新たにインタビューさせていただきました

大量生産型ではなく、完全個別対応。だからこそ、職人たちの作業環境は重要です。

遮熱工事を終えた夏は大きな変化がありました。工事前はスポットクーラーから出る熱風のような風に不満を漏らしていた従業員が、時にはスポットクーラーを使用せず、窓を開け、外からの風だけで仕事をしていたのです。

弊社は企業様から完全オーダー性で特注の製品を作ることが多く、従業員が細かい手作業で製品を仕上げます。光熱費が削減できたのも嬉しいですが、作業効率がアップしたことが嬉しいですね。

展示会で暑さ対策のブースを数か所見て回り、この工法を決めた理由は「20年スパンでのトータルコストと遮熱効果に優位性を感じたから」です。昨年夏を経験し、あの時の決断は間違ってなかったと思いますし、今後も夏が来るたびにお願いしてよかったと思うはずです。

取引業者が弊社を訪れる際も、「ここの工場は涼しい」と言われることも多く、今では知り合いの工場の社長に「ECO遮熱工法®」をお勧めしているぐらいです。

ご検討中の建物屋根がスレート屋根の方は、ぜひこちらのページも合わせてチェックしてみてください。

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