お客様からのご要望

・工場内に空調設備がなく、夏は暑く、冬は寒いという作業環境を改善したい
・外観をきれいにしたい

工事概要

施工期間:2ヶ月
施工面積:屋根 2,550㎡  外壁 1,010㎡(4面全て)
工事場所:三重県名張市

温度測定

ECO遮熱工法®で施工を行った箇所と、何も施工をしていない箇所の屋根裏面温度をサーモグラフィーカメラを使って測定しました。(8月27日 13時半頃測定 外気温:30℃)
未施工箇所屋根裏面温度は62.2℃でした 施工済み箇所の屋根裏面温度は33.4℃でした
【未施工箇所】
屋根裏面温度:62.2℃

【施工箇所】
屋根裏面温度:33.4℃

                          温度差 約29℃

ビフォー&アフター

既存はスレート屋根でした ガルバリウム鋼板で重ね葺きしました
【ビフォー】
工場の屋根はスレート大波の切妻屋根でした。
【アフター】
ECO遮熱工法®でガルバリウム鋼板
の屋根材を重ね葺きしました。
全16箇所の明り採り全て撤去しました。
既存の外壁はスレート小波でした 外壁はカラーガルバリウム鋼板(焼付塗装)の角波を重ね葺きしました
【ビフォー】
工場の外壁はスレート小波でした。
 【アフター】
屋根と同様にECO遮熱工法®にて
外壁を重ね張りしました。
カラーガルバリウム鋼板(焼付塗装)の角波。
施工前工場を正面から見た外観写真です 施工後の工場を正面から見た外観写真です
 【ビフォー】
正面から見た外観。
 【アフター】
正面から見た外観。
 アフター写真
軒先は既存のアールに合わせたもの (軒曲がり)を取付けました 雨樋を取替えました 排気用に部分的に窓を残しました。 窓にも遮熱材・外壁材を施工し、 開口部からの熱の侵入を防いでいます。
軒先は既存のアールに合わせたもの
(軒曲がり)を取付けました
雨樋を取替えました。
排気用に部分的に窓を残しました。
窓にも遮熱材・外壁材を施工し、
開口部からの熱の侵入を防いでいます。
施工の様子
踏み抜き防止のため安全ネットを敷き込みます 遮熱材リフレクティックスの施工
 踏み抜きによる落下防止のため、
屋根全体にネットを敷きこみます。
 遮熱材リフレクティックスを施工。
レッカーを使い屋根材を荷上げします 遮熱材施工後新しい屋根を葺いていきます
屋根を繋ぎ目なく一枚の屋根材で仕上げる
ため15mの屋根材を使用しトレーラーにて
工場から運搬してきました。
長尺の屋根材をレッカーを使って荷揚げ。
遮熱材施工後、屋根を葺いていきます。
既存の外壁の上から遮熱材+ZeroD部材を取り付けガルバリウム鋼板を重ね張りしています 工場の正面にある鉄扉は塗装仕上げをしました
既存の外壁の上から遮熱材+ZeroD部材を
取り付けガルバリウム鋼板を重ね張り。
工場の正面にある鉄扉は塗装仕上げ。

弊社担当者より

担当者名:住田 良平

2ヶ月間の長期工事でしたが、工事中は工場の稼動を止めることなく無事工事を進めることができました(工法の詳細はこちら→http://eco-reform.biz/)。
本工事の責任者の方とは、何度も打ち合わせをさせていただき、効果や施工方法等ご納得の上でご契約となりました。また、弊社が施工した工場へ見学にお越しくださり、OBの方のお話に熱心に耳を傾けておられたのがとても印象的でした。
工事完了後、夏と冬に工場へお伺いし効果を実感してきましたし、工場責任者の方からも
「効果出ていますよ」と、お喜びの言葉をいただきました。今後は、建物の維持管理のため定期的点検でサポートしていけたらと思います。

ご検討中の建物屋根がスレート屋根の方は、ぜひこちらのページも合わせてチェックしてみてください。

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