お客様からのご要望

  • 工場内にアルミを溶かす炉があり、夏場の室温が50度近くまで上がる
  • 暑さをなんとかしたい

工事概要

施工期間:2週間
施工面積:屋根815㎡(既存:ハゼ折板屋根)
工事場所:兵庫県加古郡稲美町下草谷字東北野441-32
明石ダイカスト 株式会社様

温度測定

工事前後で屋根裏面温度を測定しました(前:2016年5月17日、後:6月3日)

施工前施工後

屋根裏面温度:46.8℃

屋根裏面温度:32.5℃
温度差 約14℃

ビフォー&アフター

ビフォーアフター

ハゼ式金属製折板屋根

既存と同形状の屋根を上からカバー

ハゼ式金属製折板屋根

腰屋根を3箇所設け、工場内の熱を外部へ放出

腰屋根による換気イメージ

施工の様子 
遮熱材リフレクティックスの施工、照り返しがすごくギラギラしていますレッカーを使い屋根材を荷上げします
遮熱材の施工、照り返しが強いです。屋根材の荷上げ。
屋根材が長いため3人の職人で運びます腰屋根の役物を取り付けている様子です
屋根の勾配が急だったため慎重に作業を進めました。越屋根の役物取付け中。
腰屋根の役物を取り付けています完工です!遮熱材の照り返しで真っ黒に日焼けをした職人がポーズをとります
越屋根の役物取付け中。リフレの反射で日焼けした工事部
従業員の方から「涼しくなった」と言ってもらえてよかったです。

お客様より

従業員を大切にしなければいけない!と思えば思うほど問題となったのは「暑さ」でした。

我が社の場合、外からの熱と工場内の溶鉱炉から出る熱が重なり、夏場の作業環境は過酷でした。休憩をとらせ、水分補給をさせるも辛そうで。原因である熱の排出を大型の扇風機や換気扇で試みていたのですが、効果が出ない状態でした。そんな時にインターネットで、ECO遮熱工法に出会いました。HPを社員に見せると「ここは信頼できそうだ!」と。

遠方でしたが、泊まり込みで工事に来ていただきました。画期的な対策として、屋根に開口を設け工場内の熱を排出。それと共に、外からの熱を遮断しました。

効果は従業員が体感しているだけでなく、同業者の方も「社長のところは涼しいですよ!」と連絡がありました。嬉しいですよね。社員のためにも、今度の新しい工場は最初からこの工法で建築します。今から効果が楽しみですよ。

※ECOパンフレット作成にあたり新たに社長様にインタビューさせていただいたものを掲載しております

弊社担当者より

担当者名:住田 良平

2週間余りの工期だったのですが、遮熱材を敷き、屋根材をふせだしたその日
従業員の方から「工場内へ入った時ひんやりするよ」と言っていただき思わず「よっしゃ~!」と挙を上げたくなりました(工事担当者談)。
今まで、いろいろな工場の屋根を施工していますが、今回は金属を加工する工場で工場内に金属を溶かす炉がありました。冬は、その炉の熱で暖かいのですが、夏になると太陽からの輻射熱が加わり工場内の温度が40℃近くになるそうです。なんとか作業環境を改善できないだろうかと弊社にご相談をいただきました。工場内の熱源の暑さと、太陽からの輻射熱をどうしたら緩和できるのか今までの施工実績を参考にし、屋根全体を遮熱するだけでなく、建物内の熱を外部へ放出するための越屋根をご提案しました。遮熱材(リフレクティクス)で太陽からの熱をさえぎり、越屋根の換気口から内部発熱を排出します。これで今年の夏は快適な工場でお仕事をしていただけるかと思います。

ご検討中の建物屋根が折板(金属)屋根の方は、ぜひこちらのページも合わせてチェックしてみてください。

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