
なぜ修理をしても雨漏りが止まらないのか?
「修理をしても雨漏りが止まらない…」そんなご相談を受けることがあります。
実は、雨漏りの原因を特定せずに雨漏り修理をしてしまうと、かえって費用がかさんだり、何度も修理が必要になるケースが多いのが実情です。
雨漏り修理の前に「調査」を行うことで、なぜ結果的に“お得”になるのか。
今回のコラムは、特に「雨漏り修理の費用を抑えたい!」「もう再発したくない」とお考えの方にとって、有益な内容になるように、事例を交えてお届けいたします。

なぜ事前に「雨漏り調査」が必要なのか?

雨漏りは、単に「水が落ちてきた場所」=「原因箇所」とは限らないからです。
実際には、屋根や外壁のひび割れ、窓サッシのすき間、排水口の詰まりなど、予想外の場所から雨水が侵入し、天井裏や壁の中を伝って別の場所に現れることがよくあります。
このような見えない経路による漏水では、原因を特定せずに表面的な雨漏り修理をすると、数ヶ月後に再発し、結果として二度手間・三度手間になる恐れがあります。
だからこそ、最初に「正確な調査」を行うことがとても重要なのです。
また、建物の構造によっては複数の原因が重なっているケースもあります。
雨漏り調査では、散水調査、サーモグラフィー調査、ドローン撮影などの技術を用い、目視では発見しづらい箇所まで徹底的にチェックします。
雨漏り修理前に「雨漏り調査」をするメリット
雨漏り修理を成功させるには、事前の調査が欠かせません。
調査を実施することで、次のようなメリットが得られます。
- 原因の特定…見えない部分も含め、漏水の根本原因を突き止められる
- 修理費用の最適化…無駄な修理を避け、必要な箇所だけ雨漏り修理することで費用を抑えられる
- 再発リスクの低減…正確な修理ができるため、再発の心配が大きく減る
- 保険対応の判断…雨漏りが自然災害等によるものであれば、保険適用の可否を調査段階で判断できる
実際にあった「雨漏り調査しなかった」失敗例
事例①:住宅の天井からポタポタと…
戸建て住宅で「リビング天井からの雨漏り」が発生。
依頼主はすぐに内装業者に屋根の修繕を依頼しました。
しかし数週間後、同じ場所から再度雨漏り。
原因は、屋根ではなくバルコニーの排水溝の詰まりでした。
雨水が排水されず、壁の内部を伝って天井裏に達していたのです。
初めに雨漏り調査を行っていれば、屋根の修繕ではなく、排水溝の清掃だけで済み、費用も1/5で済んでいた可能性がありました。


事例②:倉庫の壁が濡れている…
ある中小企業の鉄骨造の倉庫で、壁面のクロスが剥がれはじめ、カビも発生。
当初は結露と判断してクロスを貼りなおしましたが、再度はがれてきました。
そしてさらにカビも酷くなってしまいました。
その後雨漏り調査を行った結果、屋根の小さな穴から雨水が入り、配線を伝って壁面に達していることが判明しました。
最終的に屋根板金の一部補修で済んだものの、壁のクロス張り替えに余計なコストが発生。
調査を早めに行っていれば、費用も期間も抑えられた典型例です。
弊社は雨漏り調査後は、あえて雨漏り修理までしないということを決めました
当社では、雨漏り調査の専門スタッフが原因をしっかり特定し、調査報告書を作成しています。
雨漏り調査後の雨漏り修理はあえてお受けしていません。
第3者という立場で公平な調査のみを行っています。
調査は「コスト」ではなく「賢い選択」
雨漏り修理にかかるコストや手間を最小限に抑えるためには、「修理の前に調査を行う」ことが、実はもっともお得で合理的な選択です。
雨漏りが発生したとき、まずやるべきは「雨漏り調査」。
原因を正確に特定することで、無駄な費用や再発リスクを減らし、安心できる生活・事業環境を取り戻すことができます。
気になるシミや天井からの水滴、クロスの剥がれなどに気づいたら、
雨漏り修理の前に、ぜひ専門業者による雨漏り調査をご検討ください。
弊社では通称「レインボー雨漏り調査」を行っております。
弊社は建築板金業を営んで98年です。
鈑金職人は屋根工事の雨仕舞のプロです。たくさんの雨漏り修理を行ってきたからこそ、雨漏り原因箇所の仮説を立てることを得意とし、原因特定率は98%以上です。
特許取得の方法により、複数個所の原因特定が可能名方法です。

是非一度、雨漏り調査専門サイト:https://amamori-check.comをご覧ください。