冬になると、工場や倉庫を静かに“むしばんでいく”存在があります。それが、屋根裏の結露です。

見えない場所でじわりと進むため、気づいた時には設備の腐食やカビが広がり、「なぜこんなに傷んでいるのか?」と驚かれる企業も少なくありません。

1. 冬の工場・倉庫を悩ませる“結露の正体”

結露は、空気中の水蒸気が冷たい面に触れることで水滴になる現象です。冬の金属屋根では、外気の冷たさと室内の暖かさが大きな温度差を生み、屋根裏が結露の温床となります。

特に折板屋根は、外気の温度変化がそのまま内部に伝わりやすいため、冬場は結露リスクが一気に高まります。

冬に窓が結露する原理
暖気が上に上がり、天井裏で結露が発生

2. 温度差が生む結露と腐食

快適に働くためにいろいろな取組をされている企業様が増えています。しかし、気づかないところで何年も結露が繰り返されていることがあります。

屋根裏に発生した水滴は、建物の梁やダクト、下に置かれている機械の上に落ち、サビ、腐食、カビなどの原因になります。天井裏が無い場合は、倉庫内や工場内の商品の上に落ちてくることもあり、損害が出てしまいます。

「結露 → 腐食 → 設備寿命の短縮」という流れは、一見地味ですが、確実に企業のランニングコストを押し上げます。

3. 金属屋根+結露=設備寿命にどう影響する?

金属部材は水分との相性が悪く、結露が続くと以下の問題が蓄積します。

  • 梁・ボルトの腐食
  • 換気ダクトのサビ
  • 電気設備のショートリスク
  • 壁面・天井材、断熱材のカビ発生
鉄骨自体の腐食が進むことも
天井にカビが広がることも

作業者の安全性、設備寿命、メンテナンスコスト…。結露は、企業の“静かな負担”を増やします。

4. 遮熱材が結露を抑える科学的メカニズム

ECO遮熱工法® は、屋根の上から新しい屋根を設置する上に、高性能遮熱材を用いて、間に空気層をつくることで、外気の冷気が室内に入るのを抑える働きがあります。

その結果:

  1. 放射冷却で屋根が極端に冷え込むのを防ぐ
  2. 室内との温度差が小さくなる
  3. 結露が発生しにくくなる

という効果が生まれます。

「屋根材が外気の冷気に直接触れるのを防ぐ」
それが遮熱材の冬の価値です。

5. ECO遮熱工法®での改善事例

実際の現場でも、施工後は屋根裏の温度変動が小さくなった事例をご紹介します。プラスチック製品製造メーカー様の2月と寒い中での屋根工事のビフォーアフターです。

施工前の屋根裏温度
朝(暖房前)


2012年2月15日 8時30分撮影
外気温2.7℃(8時)

屋根裏温度測定 7.4℃

施工後の屋根裏温度
夕方(暖房中)


遮熱工事後 2012年2月21日 16時00分撮影
外気温9.6℃(16時)

屋根裏温度測定 20.2℃

外気温との差が、4.7℃しか差がなかった屋根裏が、10.6℃と10℃以上の差が生まれました。それだけ外の寒さが遮熱できたことになります。

工場の湿度管理は、一般的に40%~60%に保つことが推奨されています。露点温度表より算出すると下記の温度差で、結露するといわれています。

湿度が40%の場合温度差14℃
湿度が50%の場合温度差10℃
湿度が60%の場合温度差7℃
湿度が70%の場合温度差5℃
湿度が80%の場合温度差3℃

工場内で水を使ったり、水蒸気を排出している工場の場合は、結露対策がとても重要になることが分かります。

6. 結露対策は“寒さ対策”とセットで考えるべき理由

暖房の強化だけでは、結露は防げません。

結露は、湿度と「温度差」が原因で起きるため、建物そのものの温度環境を整えることが根本対策になります。

ECO遮熱工法®は、夏は暑さを抑え、冬は冷え込みを防ぎ、一年を通して建物内の温度を安定させる“温度調整役”です。

7. 遮熱材の内貼り工法をおすすめしない理由

最近、遮熱材が人気になり、弊社にも材料だけ売って欲しいというお声をたくさんいただいています。屋根の内側に貼りたいというご相談も頂きますが、あまりお勧めしていません。

理由は、図のように屋根自体が冷えるのは変わらないため、屋根と遮熱材の間が結露し、室内のエアコン等で乾燥することがないため下記の恐れがあります。

  • 屋根裏がカビの温床になる
  • 結露が大量になると雨漏りのように水がどこかに流れてくる可能性がある
  • 建物内部に大規模な足場を設置したり、機器を移動しクレーン車を入れる必要がある

8. ECO遮熱工法®は工場・倉庫の稼働を止める必要がない

弊社のエコ遮熱工法®の大きなメリットとして、無塵工法のため、屋根の上から施工している途中も建物内に埃等が落ちる心配がありません。

特許金具を使い、屋根に穴をあけることなく施工するので塵が工場内に落ちることはありません

9.冬の施工が割安な理由

弊社のエコ遮熱工法®は、季節に寄って価格が変わります。

理由は、施工時の作業効率が大きく変動するため「シーズン価格」を導入しています。

工事のしやすい時期に工事をさせていただいたお客様には、通常価格から10%ダウンした工事価格(作業効率UP、工事期間短縮、コスト削減が可能)でご提供させていただきます

10.工場倉庫の結露や暑さ・寒さにお困りの企業様へ

ECO遮熱工法®は、暑さだけでなく「冬の結露対策」にも効果を発揮します。

ECO遮熱工法®以外の屋根・壁工事も行っております。

現場調査・温度測定のご相談はお気軽にお問い合わせください。

金額差を知りたい方に「3種類お見積もりサービス」を実施しています!

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冷暖房費を削減できるといえど、工事には大きな費用が必要となります。

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