お客様からのご要望

屋根の点検をしてほしい。
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曲線勾配のあるこういった屋根は、屋根材1枚の長さが約14メートルと長い為、
現場で金属屋根材の成形をする必要があります。今回は、その様子をご説明させていただきます。

ビフォーアフター

アールの屋根です。綺麗になりました。
大屋根に錆が!下屋にも・・・両方とも完成です!

現場成型の様子

①クレーン車、現場に到着。⑦クレーン車を使い、屋根の上まで屋根材を上げます。
②コイル(屋根材)平板(ペフ付き→結露防止)のまま現場へ⑧曲面に加工された屋根材を数人で受け取ります。
③製品工場の機材を現場に持ち込み、曲げ加工をするコイルをセットし、
ローラーを通して接合部と曲線をつくります。
⑨出来上がった材料を受け取りながら、順番に、屋根を葺いていきます。
④成型されてきたものを、何人かで支えます。⑩重なりの部分は水が入らないような仕組みになっています。(金具、取り付け前)
⑤長さ14mのカバールーフにクレーンの紐を通します。⑪二人で協力して、タイトフレームを取付け。
⑥この作業を何度も繰り返します。⑫勾配に気をつけて作業します。

施工の様子

まっすぐに並んだタイトフレーム。この上に、新しい屋根材を取り付けます。既設樋を撤去中。
軒先部分にシーリング材をうちます。

担当者より

屋根の点検をさせていただいたところ、錆びているのは目視でもわかりますが
建物の老朽化により危険な箇所があることがわかりました。
軒先部分の屋根が老朽化によって、浮いた状態になっており台風や地震などの災害が起きた場合、
めくれてしまう可能性がありました。そこでカバールーフ工法での施工をご提案させていただきました。

今回は瓦棒と言われる金属折版の上に新しい屋根を葺きましたが、このカバー工法ですと、今問題となっているアスベストを含んだ屋根材をカバーすることも可能なのです。
工場や倉庫の屋根として多く使われているスレート屋根、住宅にも使われているカラーベストなどですね。
弊社ではスレート屋根のカバールーフ工法である、ZeroD-Roof(ゼロディールーフ)という工法も扱っております。
「スレート屋根をどうにか・・・」とお考えの方は、一度、お問合せください。

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