お客様からのご要望

一棟の牛舎が古く、屋根も低いので、夏になるとすごく暑い。

工事概要

施工期間:5日間
施工場所:奈良県宇陀市(宇陀牧場様)

宇陀牧場様とは、とある会議で知り合ったのがきっかけで、「一棟の牛舎が古く、低い屋根なので夏はとても暑い」というお悩みを聞き、弊社のECO遮熱工法®をご提案させていただきました。施工するにあたって今回、牛舎はアンモニアが屋根まで上がり、金属材がサビてしまう恐れがあるため、木下地の採用を決定しました。

ビフォー&アフター

施工前はスレート屋根でした。 施工後は波板鉄板です。
【ビフォー】
施工前はスレート屋根でした。
【アフター】
施工後は波板鉄板です。
施工前スレート屋根の写真です 施工後の波板鉄板屋根
【ビフォー】
スレート屋根は夏になると屋根裏の温度も高く、
室内も大変暑くなります。
【アフター】
施工後の屋根
 施工前の牛は地面が暑いため立っています施工後の牛は寝ていて、とてもリラックスしている様子でした。
【ビフォー】
施工前の牛は立っています。
(お腹下の空気を通して、温度調節をしているのでしょうか??)
【アフター】
施工後の牛は寝ていて、とてもリラックスしている様子でした。
施工前の屋根裏温度は56℃でした。施工後の屋根裏温度は30℃で温度差-26℃でした
【ビフォー】
施工前の屋根裏温度を測定。56℃でした。
(7月中旬外気温31℃)
【アフター】
施工後の屋根裏温度を測定。30℃でした。
マイナス26℃
施工後の外観
施工後の外観
◆施工中の様子 
下地をし遮熱材リフレクティックスを張ります。 リフレクティックス施工完了
下地に木材を張ってリフレを張ります。
今回は牛舎ですので、アンモニアの匂いが激しく、
下地材が鉄だと溶ける可能性がありましたので
木の下地材にしました。
リフレクティックス完了
新しい屋根材を葺きます。 
新しい屋根材を葺きます。 

お客様の声

他の牛舎より屋根が低い分、風が通らず本当に暑かったんです。今までこの牛舎だけは、絶対に入りたくなかったぐらいでした。
でも、施工後は夏でも涼しく、朝だと肌寒いくらいです。体感的にも、暑さは全然違います。牛のストレスはかなり減っているようなので、発育で違いが出てくると思います。

弊社担当者より

担当者名:伊藤 豪人
屋根工事を終えて改めて訪問したところ、オーナー様からは遮熱工事をしたことによって、「とても、涼しくなりました。すごい威力ですね」とお褒めの言葉を頂きました。また、「夏場の朝なのに、ひやっとして寒いくらいで驚いた」とお話されました。そして、私達も驚いたことで、工事をした牛舎の中にいる牛達が「とてもリラックスしたように座っている」と、牛達のその後の様子を聞きました。そして、実際目で見ることもできました。今回、牛舎の屋根工事をした結果、『ECO遮熱工法®』は”ヒト”が室内環境の中で感じる暑さだけではなく、”動物達”にとっても、過ごしやすくやさしい環境がつくれることを改めて実感しました。私自身も成果が出て、とても嬉しく思います。

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