今回は、企業様と商談をした際に、ご質問をお受けした内容について書いていきます。
ECO遮熱®工事をすると冬は寒くなる?!
酷暑、熱中症被害急増、光熱費増等々、“暑さ”による弊害がここ数年、大きく取り上げられていますので、発信する内容は、「暑さ対策としてのECO遮熱工法®」についてが多くなりがちです。
先日こういった質問をいただきました。
「ECO遮熱®工事をして冬は寒くなりませんか?」
これは感覚的なものなのでしょうか…??
ECO遮熱®工事をすると、施工前に比べて屋根や外壁からの熱が入ってこなくなります。
これにより、
「冬場は寒いのでは?」
という印象を持たれているのかなと感じました。
「熱が入ってこない」というのは事実ですが、これは逆も言えます。
「建物の中で発生した熱が外に出ていかない」
例えば、加工機械など、作業中に熱を発するような機械があれば、その熱は外に出ることなく工場内を温めてくれます。また、ストーブ等を設置する場合、少ない台数で工場内は暖まります。
「冷気が入ってこない」
さらに言うと、特に、”朝方の工場内”は以前よりも暖かく感じると思います!
冷気が入ってこないからです。
夜間、放射冷却によって屋根や外壁が冷やされ、その影響で工場内は寒くなり、機械も動きづらくなりますよね。朝早くに出社して、暖機運転をされている工場では、その作業が必要なくなるかもしれません。
ある工場では暖機運転に半日使うため、午前中は生産ストップしていると伺ったことがあります。午後からの半日しか機械を動かせないとすると、かなりの機会損失。作業効率が非常に悪いですね。
暖機運転がなくなれば、冬場の生産量が落ち込むこともなくなります!
ということで
ECO遮熱工法®は冬場の対策としても効果抜群ですよ!!
ということをお伝えしたいと思います。