◎8月は全て真夏日以上
今年の夏も例年と同様に酷暑の夏でしたね。まだまだ日中は暑い日が続いておりますが…
令和2年8月、弊社のある三重県四日市市は、最高気温が30℃以上の「真夏日」と35℃以上の「猛暑日」を合わせると「31日間」ありました。どおりで暑かったわけです。毎日ですからね。
※令和元年8月は24日間 参考:気象庁 気象データ
これから徐々に涼しく、過ごしやすい気候になっていきますが、引き続き新型コロナウイルス対策も必要ですし、来年の夏に向けて、「暑さ対策」に関する予算取りや事業計画を考えているオーナー様も多いはず。ご参考になれば幸いです。
◎「工場を涼しくする」には何が効果的か
「工場の中を涼しくしたい」と考えた時、真っ先に思い浮かぶのは『エアコン』ではないでしょうか?
建物全体を冷やす大型のものやスポットクーラー(冷風機)のように部分的に作業員のいる場所だけを冷やすものもあります。これも工場を涼しくする方法の一つです。
ただ、当たり前ですが、これには光熱費(ランニングコスト)がかかってしまいます。脱炭素化が叫ばれるようになり、工場で発生する
エアコンも大事!年々、高性能で高効率なエアコンが開発され以前よりも”省エネ”にはなっているかと思いますが、建物を涼しく(夏の暑さをなんとかする)ために一番大事なことができていない場合は非常にもったいないことが起きてしまうのも事実です。
‐夏の暑さ対策で一番重要なことは「日射を建物に入れない」ことです
工場内をいくら冷やしたとしても、太陽からの日射をどんどん入れてしまうような建物であれば、外から入ってくる熱で、工場の中は温められてしまいます。エアコンを設置するより先に、まず工場自体を太陽の熱から守る必要があります!!!
夏の暑さ対策で一番重要なことは「日射を建物に入れない」ことです。
屋根と外壁から日射が入らない建物にした後に、必要な設備を検討、導入するのが賢明です。
◎遮熱工法で省エネ率89%実現した工場
愛知県春日井市にある段ボール生産機械メーカーである㈱ISOWA様の実例をご紹介します。
こちらの工場のお悩みは「従業員の熱中症」でした。
夏場はエアコンがほとんど効かず、工場内の温度はなんと40℃以上。そのため冷房の増設を検討していたものの、必要な台数を導入すると、1億円近い導入費がかかるだけでなく、電気代は年間1200万円も増えてしまうとのことでした。
既設設備:40kwエアコン×5台=200kw/スポットクーラー×10台
空調設備の増設検討からコスト削減のため、遮熱材リフレクティックスを使用した遮熱工法をご採用されました。
当初、この工場を十分に冷やすには、1815kwのエアコンが必要と設備メーカーより提示されたそうです。ですが、遮熱工法施工後は既設200kwのエアコンを稼働するのみで十分対応可能になりました。省エネ率89%実現!!
弊社のおすすめする暑さ対策工事ECO遮熱工法®は、太陽からの熱を建物へ入れないことが目的です。工事後の屋根裏面温度は外気温と同じくらいまで下げることができます。
暑さ対策をするなら、工場を涼しくするなら、まず屋根・外壁から手を付けましょう!!
空調設備導入の前にぜひ一声かけていただけると幸いです。
◎こちらの事例の詳細はこちらのページをご参照ください
㈱佐武 株式会社ISOWA様
「遮熱カバー工法で、省エネ率89パーセントを実現。導入前は必要空調負荷1,815kWだったのが、導入後はわずか200kWで快適空間に。」
◎ご興味ございましたらお気軽にご相談を!
暑さ対策の方法はさまざまです。弊社でお勧めしているECO遮熱工法®にご興味を持たれた方はぜひお気軽にご相談ください。デモ機を持参し、遮熱の仕組みや効果、施工の内容などご説明させていただきます。
-追記(2024年6月10日)
エアコン設置事例を追記しました。