来週から厩舎の遮熱工事も着工します。

名古屋の遮熱現場が完了したら順次こちらを進めていきます。

約340㎡のスレート屋根

今回は馬房※の大工工事(オーナー様手配)が
同時期に入っているため、上手く工程を調整をして
安全に工事をすすめていきます。

※馬房〔バボウ〕:厩舎内を仕切った馬一頭が入る馬屋

こちらのお客様は、昨年の8月末にお問合せいただき、
お見積もりを提出させていただきました。

今年に入り、社内で進捗あり、再度打合せ。
すぐに工事のGOサインが出ました!!

 

スレート屋根裏面温度 41.8℃ (昨年8月末 外気温 34℃)
明かりとり裏面温度52.0℃(昨年8月末 外気温 34℃)

 

こちらの厩舎では、国体馬術に出場する馬が飼育されており、
6月から10月は国体本戦に向けて厳しいトレーニングを積むそうです。

激しいトレーニングをした後、クールダウンをして
馬を馬房で休ませるのですが、厩舎内が暑いとうまく休めず、
その後のパフォーマンスが落ちるとのこと。

その為、暑くなる時期には競技に出場する馬を避暑地へ
移動させてトレーニングするそうです。

その間の宿泊費や移動費、不慣れな地での馬へのストレス、
体力の消耗等が毎年悩まされていたことだったと伺いました。

 

馬も人と同様に暑い場所では作業効率、パフォーマンスが下がります。
こういったことは厩舎のご依頼をいただかなければ知りえなかったこと。
また一つ勉強になりました。

 

本格的に暑くなる前に完成、引渡し予定ですので、
今年はそういった心配を解消できそうです!

工事後、こちらで飼育された馬が
すばらしいパフォーマンスで活躍してくれること期待します^^

 

また報告します。

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