東海地方が梅雨入りしましたね。

ニュースによると、今年の東海地方は平年よりも21日早く、昨年に比べて25日早い梅雨入り。

単純に、夏の到来(梅雨明け)も平年よりも3週間ほど早く(7月上旬)やってくるのでしょうか?

 

さて、先日は食品関連の研究・開発を行う企業様より工場の暑さでお困りとのことで現地調査、ヒアリングにいってまいりました。

 

工場や倉庫など建物の中で作業をされる方の多い企業様では今年も、夏に向けて熱中症対策が必須です!

総務省が出している「熱中症による救急搬送状況(6月~9月)」の数値をグラフにしてみました。前年比2000人減小していますが、約6万5千人の方が熱中症で病院に搬送されています。

図:熱中症による救急搬送状況

 

夏の暑さ対策はこれから2か月が勝負。

真夏の工場をいかに快適に過ごしてもらえるか、弊社としても力の入る時期です!!

 

 

屋根を見直すことが重要!

 

夏、工場が暑いのは太陽が原因です。
これはいうまでもありません。

では、建物で太陽からの影響を1番多く受けるのはどこでしょうか??

それは『屋根』です。

こちらは先日現地調査に伺った工場の屋根です。折板屋根(金属屋根)というものです。

ガルバリウム鋼板が使われた屋根材で、真夏に室内側の表面温度を測定すると60℃近くまで上昇しています。

工場や倉庫でよく見かける屋根は上写真の折板屋根の他に「スレート屋根」があります。

ほとんどの建物で夏の暑さに対する対策がとられていないのが現状です。

 

熱の伝わり、つまり「熱の移動」は原則があり温度の高い方から低い方へ移動します。

太陽によって熱くなった屋根から作業エリアに向かって熱が移動しているということです。

雨風がしのげれば大丈夫というのであれば問題はありませんが、昨今の異常な暑さ。

このまま放置しておくと、工場内での熱中症リスクは高まり、それを補うために空調をフルで稼働することで光熱費がかさんでしまうなど影響が出ます。

スレート屋根

 

工場や倉庫の暑熱環境を改善するには、屋根の見直しが最優先。

太陽からの影響を室内に入れないような屋根にリフォームしていくことが重要です。

夏に向けて、熱中症対策、光熱費削減、安心安全な職場環境についてお考えであればぜひご相談ください。

暑さ対策のお手伝いができれば幸いです。

 

 

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