お客様からのご要望

老朽化してきて、地震災害の心配があるので屋根を軽くしたい。

お客様とのコミュニケーションの様子

お問い合わせをいただいた時のT様のご要望は「軽い屋根材にしたい」というお話でした。
そこで、T様のお宅へ訪問する際、事前に、屋根材のカットサンプルを何種類か用意し、それらを持ってお伺いいたしました。

建物を拝見してみると和風だったので、和風住宅に合う「かわら455」をおすすめしました。
T様とのお話の中には「見た目がおかしくなったら、変だしね」というご心配の声もありましたが、『かわら455』のデザインは瓦に一番近く、また和風住宅のイメージを変えない金属屋根です。また、金属瓦なのでとても軽い仕上がりです。
そのことをお話すると、T様も気に入っていただけました。

2度目のお打合わせの時には、比較いただくために別の何種類かの屋根材で「屋根葺き替え工事」のお見積りを出させていただきました。
そしてご検討いただいた結果、日本瓦の雰囲気と変わらない金属瓦『かわら455』に決定しました!
色は「これにしましょう」とご提案し、日本瓦のイメージに一番近い「いぶし銀」に決定しました。

ビフォーアフター

ビフォーアフター
日本瓦は劣化して傷んでいます。
瓦をめくると下の土はこの様な状態になっています。
金属屋根の「かわら455」に。雨樋を新しく取替え、
雪止め金具を付けました。
日本瓦の波形がそのまま表現されていますね。
大屋根と下屋がある和風住宅です。外から見ても、屋根の雰囲気は明るくなりました。
丸棟瓦付近です。瓦は表面が剥げて劣化しています。新しい瓦と丸棟瓦3段を取り付けました。
施工前のケラバ部分です。施工後のケラバ部分です。
施工前の外壁は木が劣化しています。外壁を張替えました。

施工の様子

既存の瓦を撤去します。まず列ごとに分けて 瓦を積み上げていきます。なるべくご近所に埃を立てないようにクリーンカーで土を除去します。
瓦、土を降ろし、下地材のみになりました。既存の板の上に新しい下地材となる コンパネを張り、その上に防水シートを張ります。
長尺で棟から軒までの長さになっています。 一枚の屋根材を二人で運びます。ビスで固定していきます。

お客様の声

寒い中での葺き替え工事、大変ご苦労様でした。
偶然にインターネットで見つけてご相談した訳ですが、丁寧に相談に応じて頂き、安心して お任せすることができました。従来の瓦に比べて重量が軽くなり、外観は瓦にそっくりでご近所の方々の評判も上々。
皆さん羨ましがっていました。リフォーム倶楽部さんにお願いして、本当に良かったです、有難うございました。

担当者より

天候等もあり工事期間が長くなりT様、ご近所の方には大変ご迷惑をお掛けしました。また、皆様のご協力により無事工事が完了できたこと大変感謝しております。屋根の葺き替え工事では、日本瓦からセキノ興産の「かわら455」にしたことによって、屋根の重量が約10分の一と軽くなり建物への負担が大幅に軽減されました。また、見た目も日本瓦の流形を表現しているので建物に違和感がない仕上がりになったと思います。

ワンポイントアドバイス

●【金属屋根=軽い=地震に強い!!】

金属屋根が地震に強いことは、地震発生のたびに立証されています。
地震が発生した場合、重い建物ほど大きな力を受けます。特に屋根が重いと、建物の重心が高くなり、それだけ揺れも大きくなって、建物自体の倒壊の危険性が増してしまうのです。
また、過去の震災では、落下してきた瓦などでケガをされた方が多かったのも事実となっていますが、金属屋根ではそうした心配もありませんね。
実際の木造建築物の加震実験の様子が動画にてご覧いただけます 
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独立行政法人防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター E-ディフェンス

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